Kaspersky Security Network に関する声明 A. はじめに 本文書の内容をよくご確認ください。本文書には、弊社のサービスまたはソフトウェアを継続してご使用いただく前に、お客様にご了承いただきたい重要な情報が記載されています。なお、弊社は本文書の修正によって、本声明の内容をいつでも変更する権利を保有します。 本声明は、AO Kaspersky Lab(以下「カスペルスキー」といいます)が Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows のために実施するデータの収集および伝送に際しての方針について、お客様へお知らせし、情報公開することを目的としています。 カスペルスキーは、優れたサービスをすべてのお客様へ提供することと、特にデータ処理に関するお客様のご関心を尊重することをお約束します。 本声明には、データ収集に関するお客様のご関心を尊重するための弊社の取り組みを説明する、全般的な手順と技術的な手順が記載されています。お客様のデータの保護を含む弊社のすべての行為は、お客様のご要望とご期待に基づいています。 Kaspersky Security Network によって、全世界のカスペルスキー製品のユーザーは、新しく複雑なセキュリティ上の脅威とその発生源、侵入する脅威に対する保護対策を提供する時間を短縮することに協力できます。これによって、お客様のコンピューター上で保存、処理される情報の保護レベルを高めることにつながります。収集されるデータには、お客様個人を特定する情報は含まれません。また、収集されるデータは、カスペルスキー製品の改善および悪意のある脅威ならびにウイルスに対するさらに高度なソリューションの向上以外の目的には使用されません。 お客様と世界各国のカスペルスキー製品ユーザーは、本サービスへ参加いただくことで、より安全なインターネット環境に大きく貢献できます。 適用される法律について(適用可能な場合) 本サービスは日本を含めさまざまな司法管轄で使用される可能性があるため、複数の司法管轄の法律によって制約を受ける可能性があります。法律によって要請された場合やカスペルスキーの顧客、パートナー、資産またはその他関係者にとって有害な行為の調査あるいはそれに対する防御を講じるために必要と判断される場合は、お客様の同意なしに収集した情報を開示します。上述のとおり、本サービスによって収集されたデータおよび情報に関連する法律は、国によって異なり、処理された情報の取り扱いは、それぞれの国で施行されている法によって異なります。 本サービスでは、上述の情報の初回処理時に、情報の共有について、該当のお客様へ正式な通知を行います。また、インターネットをお使いのお客様に対しては、この種のデータの商用利用について、またはこの種のデータの第三者機関への転送について、あるいはその両方の事項について、オンラインフォームでオプトイン方式(EU 諸国など)またはオプトアウト方式(それ以外の国)で意思表示できるシステムを備えています。 カスペルスキーは、捜査当局または司法当局の要請で、該当の政府機関に情報を提供する場合があります。捜査当局または司法当局の要請があった場合には、しかるべき文書を受け取ってから情報を公開いたします。また、カスペルスキーの資産および法によって認められる個人の健全性と安全を保護するために、捜査当局に情報を提供する場合があります。 B. 受信する情報 データのセキュリティ上の新規脅威やそのソース、侵入の脅威を識別し、すみやかに適切な手段を講じてお客様がコンピューター上で保存したり処理したりするデータの保護レベルを向上させるために、お客様は次の情報を自動的に提供することに同意するものとします: - 本ソフトウェアのインストール日およびアクティベーション日、本ソフトウェアの完全なバージョン。適用されているアップデートおよび本ソフトウェアの地域設定を含みます。 - コンピューターにインストールされているソフトウェアに関する情報。オペレーティングシステムのバージョンおよび適用されているアップデート、カーネルオブジェクト、ドライバー、サービス、Microsoft Internet Explorer の拡張機能、印刷システムの拡張機能、Windows Explorer の拡張機能、ダウンロードしたオブジェクト、アクティブなセットアップ要素、コントロールパネルのアプレット、hosts ファイルのエントリおよびシステムレジストリ、ブラウザーおよびメールクライアントのバージョンを含みます。 - コンピューターのハードウェアに関する情報。HDD のシリアル番号のチェックサムを含みます。 - ユーザーのコンピューターにインストールされているソフトウェアの問題を解決したり機能を変更したりするためのソフトウェアツール、および各ソフトウェアのインストール後に受信したリターンコードに関するデータ。 - アンチウイルスによるコンピューターの保護の状態。使用されている定義データベースのバージョンおよび公開日時、アップデートおよび Kaspersky Lab のサービスとの接続に関する統計、ジョブ識別子およびスキャンを実行しているソフトウェア機能の識別子を含みます。 - ユーザーによってダウンロードされているファイルに関する情報。ダウンロードファイルおよびダウンロードページの URL および IP アドレス、ダウンロードプロトコルの識別子および接続先ポート番号、URL の状態(悪意があるかどうか)、ファイルの属性、サイズおよびチェックサム(MD-5、SHA2-256、SHA1)、ファイルをダウンロードしたプロセスに関する情報(チェックサム(MD-5、SHA2-256、SHA1)、作成日時、自動実行状態、属性、圧縮プログラムの名前、署名に関する情報、実行ファイルのフラグ、形式の識別子、エントロピー)、ファイル名およびパス、ファイルのデジタル署名と生成された時点のタイムスタンプ、検知した URL、ページ上で悪意があるまたは悪意がある可能性があると判明したスクリプトの数、生成された HTTP リクエストおよびリクエストへのレスポンスに関する情報を含みます。 - 実行中のアプリケーションおよびそれらのモジュールに関する情報。システム上で実行されているプロセスの情報(プロセス ID(PID)、プロセス名、プロセスを実行したアカウントに関する情報、プロセスのファイルの完全パスおよび起動したコマンドライン、プロセスが属する製品の説明(製品の名前および製造元の情報を含む)、信頼性評価に使用されるデジタル署名およびその情報、またはファイルのデジタル署名が存在しない場合は存在しないことを示す情報)、プロセスに読み込まれたモジュールの名前、サイズ、種別、作成日時、属性、チェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、パス、PE ファイルヘッダー情報、圧縮プログラムの名前(ファイルが圧縮されている場合)等の情報を含みます。 - 悪意のある可能性のあるすべてのオブジェクトおよび動作に関する情報。検知されたオブジェクトの名前およびオブジェクトのコンピューター上の完全パス、処理されているファイルのチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、検知日時、ダウンロードされたファイルの名前およびサイズならびにファイルのパス、パステンプレートのコード、圧縮プログラムの名前(圧縮されている場合)、ファイル種別コード、ファイル形式の識別子、悪意のあるアプリケーションの動作の一覧および本ソフトウェアおよびユーザーによる判断、本ソフトウェアの判断の基準になった定義データベースの識別子、Kaspersky Lab の分類による検知された脅威の名前、危険度および検知ステータス、分析されたコンテキストにファイルを含めた理由およびコンテキスト上のシリアル番号、チェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、感染したメッセージを転送したアプリケーションの実行ファイルの名前および属性、ブロックしたオブジェクトがあるホストの匿名化した IP アドレス(IPv4 および IPv6)、ファイルのエントロピー、自動実行の設定状況、ファイルが最初にシステムで検知された日時、前回の統計の送信時以降にファイルが実行された回数、悪意のあるオブジェクトの受信時に使用されたメールクライアントの名前、チェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)およびサイズに関する情報、判定に使用された定義データベースのエントリの識別子、スキャンを実行した本ソフトウェアのジョブ識別子、評価またはファイル署名の確認状況を表すフラグ、ファイルの処理結果およびオブジェクト上で取得したパターンのチェックサム(MD5)ならびにパターンのサイズ(バイト数)を含みます。 - スキャンしたオブジェクトに関する情報。ファイルの移動先の信頼グループおよび移動元の信頼グループ、当該カテゴリに分類された理由、カテゴリの識別子、元のカテゴリおよびカテゴリデータベースのバージョンに関する情報、ファイルの証明書が信頼できるかどうかのフラグ、ファイルの製造元、ファイルのバージョン、ファイルが含まれているソフトウェア製品の名前およびバージョンを含みます。 - 検知された脆弱性に関する情報。脆弱性データベース内の脆弱性 ID、脆弱性の危険度、検知のステータスを含みます。 - 実行ファイルのエミュレーションに関する情報。ファイルのサイズおよびそのチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、エミュレーション機能のバージョン、エミュレーション深度、エミュレーション中に取得された論理ブロックのプロパティの配列および理論ブロック内の関数の配列、実行ファイルの PE ヘッダーのデータを含みます。 - ネットワーク攻撃に関する情報。攻撃元コンピューターの IP アドレス(IPv4 および IPv6)、ユーザーのコンピューターの攻撃先ポート番号、攻撃に使用された IP パケットのプロトコルの識別子、攻撃対象(組織名、Web サイト)、攻撃への対処のフラグ、攻撃の重み、信頼度を含みます。 - ネットワークリソースの偽装に関連した攻撃に関する情報。閲覧した Web サイトの DNS および IP アドレス(IPv4 および IPv6)、ドメイン名に割り当てられた IP アドレスの数を含みます。 - 悪意のあるソフトウェアの動作のロールバックに関する情報。動作を元に戻されるファイルに関するデータ(ファイル名、ファイルの完全パス、サイズおよびチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1))、ファイルの削除、名前変更、コピーおよびレジストリ値(レジストリキーの名前および値)の復元の成功または失敗のデータ、悪意のあるソフトウェアによって変更されたシステムファイルのロールバック前とロールバック後に関する情報を含みます。 - 読み込まれたソフトウェアモジュールに関する情報。モジュールファイルの名前、サイズおよびチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、完全パスおよびファイルパスのテンプレートコード、モジュールファイルの電子署名のパラメータ、電子署名の生成時のタイムスタンプ、モジュールファイルに署名した組織または機関の名前、モジュールが読み込まれたプロセスの識別子、モジュールの製造元の名前、読み込まれたキュー内のモジュールの識別番号を含みます。 - ファイルおよび URL の評価決定に関する情報。スキャンされたファイルのチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)およびファイルのエミュレーション中に取得したパターン(MD5)、パターンのサイズ、エミュレーションの深度、エミュレーション機能のバージョン、検知された脅威の種別およびカスペルスキーの分類による脅威名、定義データベースの ID、評価が要求されている URL のアドレスおよびその参照元URL、接続のプロトコル識別子および使用されているポート番号を含みます。 - 本ソフトウェアの動作に関するサービス情報。コンパイラーのバージョン、スキャン済みオブジェクト内の潜在的な悪意に対するフラグ、送信される統計一式のバージョン、これらの統計の使用可能性と正当性、送信される統計の生成モードの識別子、本ソフトウェアが対話モードで動作しているかどうかのフラグを含みます。 -悪意のある可能性のあるオブジェクトが検知されると、プロセス内のメモリにおけるデータ、システムのオブジェクト階層(ObjectManager)の項目、UEFI BIOS メモリのデータ、レジストリキーの名前と値に関する情報が提供されます。 - イベントに関するシステムログ内の情報。イベントのタイムスタンプ、イベントが検知されたログの名前、イベントの種別およびカテゴリ、イベントの発生源の名前およびイベントの説明に関する情報を含みます。 - ネットワーク接続に関する情報。ポートを開いたプロセスを起動したファイルのバージョンおよびチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、プロセスファイルのパスおよびデジタル署名、ローカルおよびリモートの IP アドレス、ローカルおよびリモート接続のポート番号、接続状況、ポートが開かれたタイムスタンプを含みます。 詳細な調査のため、お客様はファイルまたはその一部、悪意のあるリンク上で検知されたコンピューターに損害を与える目的で侵入者に悪用される可能性があるオブジェクトを提供することに同意するものとします。 さらに、セキュリティ事案を防ぎ、実際に発生した事案を調査する目的で、お客様は、次の情報を提供することに同意するものとします:信頼する実行ファイルおよび非実行ファイル、URL、コンピューターの RAM の一部、オペレーティングシステムのブートセクター、次のファイルやプロセスに関する情報。 - 送信されるファイル名、コンピューター上のパス、ファイルパスのテンプレートコード、ファイルサイズおよびチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1) - プロセスを実行しているアカウント名 - プロセスを実行しているコンピューター名 - プロセスウィンドウのタイトル - 定義データベースの ID、カスペルスキーの分類による脅威名 - ライセンスの一意な ID、ライセンスの有効期限および種別を含むライセンスに関するデータ - インストールされているオペレーティングシステムおよびアップデート - 情報を提供したときのコンピューター上のローカル時間 - プロセスがアクセスしたファイルの名前とパス - プロセスがアクセスしたレジストリキーおよびその値 - プロセスがアクセスした URL および IP アドレス - 実行ファイルをダウンロードした URL および IP アドレス 本ソフトウェアのインストール、アンインストール、アップグレードに関連するエラーをすみやかに検知して修正し、ユーザー数を記録することを目的として、お客様は、次の情報を提供することに同意するものとします:本ソフトウェアのコンピューター上でのインストールおよびアクティベーションの日時に関する情報、インストールされたソフトウェアの完全なバージョン(インストールされたソフトウェアのアップデートのバージョンを含む)、本ソフトウェアの言語、ソフトウェアの名前および種別、適用されているライセンスの種別および有効期限、ライセンス購入元の代理店の識別子、ライセンスのシリアル番号、コンピューター上でのソフトウェアのインストール種別(新規インストール、アップデートなど)、インストールが成功したかどうかのフラグ、インストールエラーの番号、コンピューター上でのソフトウェアのインストールを表す一意な識別子、アップデートされる本ソフトウェアの種別および識別子、アップデートジョブの識別子。 お客様は、サポートの品質向上およびソフトウェアの規定された保護レベルの維持を目的として、アップデートの適用後に、ソフトウェアの操作性テストの結果に関する次の情報を提供することに同意するものとします: - 適用されているすべてのアップデート一式に関する情報、および前回に適用または削除されたアップデート一式に関する情報。 - アップデート情報が送信される原因となったイベントの種別。 - 前回のアップデート適用後の経過期間。 - 現在適用されている任意の定義データベースに関する情報。 - CPU の使用に関するデータ。 - 実行中のストリームおよび待機中のストリームの数。 - メモリの使用に関するデータ(プライベートバイト、非ページプール)。 - 本ソフトウェアインストール後および前回のアップデート適用後に発生した本ソフトウェアのダンプおよびシステムダンプ(BSOD)の件数。エラーが発生したソフトウェアモジュールの識別子、エラー発生時のソフトウェアプロセスのスタック、およびエラー発生時の定義データベースに関する情報を含みます。 - インストールされたソフトウェアのバージョン。Nagent 機能のバージョンを含みます。 - インストールされたソフトウェア機能一式。インストールされた暗号化モジュールのバージョンおよび各機能のステータスを含みます。 - オペレーティングシステムのバージョン。インストールされたシステムアップデートを含みます。 カスペルスキー製品の性能向上のため、お客様は次の情報を提供することに同意するものとします: - コンピューターにインストールされているソフトウェアに関する情報。オペレーティングシステムのバージョンおよび適用されているサービスパックに関する情報を含みます。 - 本ソフトウェアの完全なバージョン情報。種別、適用されているアップデート、言語版に関する情報を含みます。 - コンピューターにインストールされている本ソフトウェアのインストール ID、コンピューターの一意な ID。 - TARGET フィルターの値。 - 本ソフトウェアの機能の動作中に発生したエラーに関する情報。本ソフトウェアのステータス ID、エラー種別、エラーコードおよび発生日時、機能の ID、エラーが発生した本ソフトウェアのモジュールおよびプロセス、エラーが発生したタスク ID またはアップデートのカテゴリ、カスペルスキーの ドライバーに含まれるミニダンプ(エラーコード、モジュール名、ソースファイル名およびエラーが発生した行)、本ソフトウェアのエラーの発生を検知する方法の識別子、本ソフトウェアのエラーの原因となったトラフィックの取得または交換を開始したプロセスの名前を含みます。 - 定義データベースおよび本ソフトウェアの機能のアップデートに関する情報。前回のアップデート中および今回のアップデート中にダウンロードしたインデックスファイルの名前、日時、ならびに前回のアップデートの完了日時、更新されたカテゴリ内のファイル名およびチェックサム(MD5)を含みます。 - 本ソフトウェアの異常終了に関する情報。ダンプファイルの生成日時、ダンプファイルに関連するプロセスの種別および名前、ダンプファイルのバージョンおよび送信日時を含みます。 - 本ソフトウェアの動作に関する情報。プロセッサー(CPU)の使用、メモリの使用(プライベートバイト、非ページプール、ページプール)、本ソフトウェアのプロセス中のアクティブなフローおよび保留中のフローの数、エラーが発生するまで本ソフトウェアが動作していた時間の長さ、本ソフトウェアのプロセスのメモリスタックに関するデータを含みます。 - BSOD に関するデータ。コンピューターで BSOD が発生したことを示すフラグ、BSOD の原因となったドライバーの名前、ドライバーのアドレスおよびメモリスタック、BSOD が発生するまでのセッションの長さを示すフラグ、クラッシュしたドライバーのメモリスタック、保管されたメモリダンプの種別、BSOD が発生するまで Windows OS のセッションが 10 分より長く継続していたかどうかを示すフラグ、ダンプの一意な識別子、BSOD のタイムスタンプを含みます。 - イベント識別子(予期しない電源の切断、サードパーティのアプリケーションのクラッシュ、取得処理エラー)、予期しない電源の切断が発生した日付、時間。 - エラーの発生原因となったサードパーティのアプリケーションに関する情報。名前、バージョンおよび言語版、エラーコードおよびアプリケーションのシステムログに含まれるエラーに関する情報、エラーのアドレスおよび該当するサードパーティのアプリケーションのメモリスタック、ソフトウェアの機能でエラーが発生したことを示すフラグ、エラーが発生するまでサードパーティのアプリケーションが動作していた時間の長さ、エラーが起きたアプリケーションプロセスイメージのチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、アプリケーションプロセスイメージのパスおよびパスのテンプレートコード、システムログからのアプリケーションに関連付けられたエラーに関する情報、エラーが起きたアプリケーションモジュールの情報(例外の情報、アプリケーションモジュールのオフセットとしてのクラッシュメモリアドレス、モジュールの名前とバージョン、カスペルスキーのプラグイン内のアプリケーションクラッシュ識別子およびクラッシュのメモリスタック、クラッシュ直前までのアプリケーションセッションの長さ)を含みます。 - コンピューターの保護ステータスに関する情報。保護ステータスのコードを含みます。 - アップデート機能のバージョン、およびアップデート機能が開始してから終了するまでの間、アップデートタスク実行中に発生したエラーの数。 - アップデートタスク種別の ID、およびアップデートタスクが完了するまでのアップデートの試行回数。 - システムウォッチャー機能の詳細バージョン、イベントキューをオーバーフローさせたイベントのコードおよび該当するイベントの数、イベントキューのオーバーフローの総数、イベントを開始したプロセスのファイルに関する情報(ファイル名およびコンピューター上のパス、ファイルパスのテンプレートコード、ファイルに関連付けられたプロセスのチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1))、発生したイベント取得の識別子、取得フィルターのバージョン、取得されたイベントの種別の識別子、キュー内の最初のイベントと現在のイベントの間のイベントキューのサイズとイベントの数、キュー内の遅延イベントの数、現在のイベントを開始したプロセスのファイルに関する情報(ファイル名およびコンピューター上のパス、ファイルパスのテンプレートコード、プロセスのチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1))、イベントの処理時間、イベントの処理時間の上限、統計を送信する確率。 - コンピューターに関する情報。オペレーティングシステムおよびインストールされているサービスパック、OS カーネルファイルのバージョンおよびチェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、OS 実行モードのパラメータを含みます。 - コンピューター上にインストールされたソフトウェアに関する情報。ソフトウェアの名前および製造元の名前、レジストリキーおよびその値、チェックサム(MD5、SHA2-256、SHA1)、ファイルの名前、コンピューター上のパス、サイズ、バージョンおよびデジタル署名を含むソフトウェア機能ファイルに関する情報を含みます。 - コンピューター上にインストールされたハードウェアに関する情報。種別、名前、機種、ファームウェアのバージョン、搭載または接続されたデバイスのパラメータを含みます。 - 最新の OS の再起動の失敗に関する情報。再起動の失敗回数を含みます。 既知の評価があるオブジェクトの数に関する参照情報を得る目的で、ユーザーはカスペルスキーのサービスへの接続に使用したプロトコルのバージョンに関する情報を提供することに同意するものとします。 KSN に参加する際に、ユーザーは前述のすべての目的のために次の情報を提供することに同意するものとします。 - 一意なソフトウェアのインストール識別子 - インストールされたソフトウェアの詳細バージョン - インストールされたソフトウェアの種別識別子 - ソフトウェアをインストールしたコンピューターの一意な識別子 データ転送とデータ保管の保護について カスペルスキーは処理する情報のセキュリティを保護することをお約束します。カスペルスキーが処理した情報およびデータは、アクセス制限されたサーバーに保管されます。カスペルスキーでは、業界標準のファイアウォールおよびパスワード保護システムが導入された安全なデータネットワークを構築し、さまざまなセキュリティ技術と手法を駆使して、不正アクセスや不正使用、不正流出から情報を保護しています。さらにセキュリティポリシーを定期的に見直して必要な変更を加えており、権限を持つ担当者以外はデータへアクセスできません。このように、カスペルスキーではお客様から収集した情報を安全に取り扱うための体制を維持していますが、お客様から弊社に送信されるいかなるデータも、カスペルスキー製品またはカスペルスキーのサービス(Kaspersky Security Network を含みますがこれに限定されません)から送信されるいかなるデータも、その安全性を保証できないため、本サービスにおけるデータ送信については、お客様の責任において使用してください。 弊社では処理するデータを機密情報として取り扱い、弊社の機密情報の保護と使用に関するセキュリティ手法と企業方針に従います。カスペルスキーの全従業員は弊社のセキュリティポリシーを承知しており、業務上必要な従業員のみがお客様の情報へアクセスできます。また、保管されたデータが個人情報と結びつけられることはありません。カスペルスキーでは、Kaspersky Security Network によって収集されたデータを、カスペルスキーが販売促進の目的で収集したその他のデータ、連絡先リスト、購入情報と結びつけることはいたしません。 C. 処理されたデータの取り扱い カスペルスキーが本サービスによってデータを処理する目的は、潜在的セキュリティリスクの出所を分析して特定すること、および悪意あるふるまいや偽装 Web サイト、クライムウェアなどのインターネット脅威に対するカスペルスキー製品の検知能力を高めることにより、将来、可能な限り最高の保護レベルをカスペルスキーの顧客に提供することにあります。 第三者機関への情報開示について カスペルスキーは、法に基づく要請を捜査当局から受けた場合、法の定める範囲内で、処理した情報を開示することがあります。また、適用法、召喚状、その他法的手続きまたは政府からの法的強制力のある要請に準拠するべきと判断した場合にも、情報を開示することがあります。本声明およびカスペルスキーとお客様の間で締結された契約の条件に違反している可能性がある者を特定するため、そのような者に連絡するため、または賠償請求、あるいはお客様やその他一般の人々を保護するため、あるいは本サービスの開発、運用、メンテナンスを支援する特定のサードパーティとの間で締結された秘密保持契約およびライセンス契約に基づいて、必要であると考えるに十分な理由がある場合には、個人を特定する可能性がある情報を開示することがあります。インターネットでのセキュリティリスクの認識、検知、防止を推進するため、カスペルスキーは特定の情報を調査研究機関およびその他セキュリティソフトウェアの製造元と共有することがあります。また、セキュリティリスクの動向を追跡して報告を行うために、処理した情報から得られた統計を利用することがあります。 D. データ処理に関するお問い合わせ先 カスペルスキーでは、データ処理に関するお客様の意思を可能な限り尊重いたします。お客様の情報またはデータに関して本声明が順守されていないと思われる場合、または関連するご意見やお問い合わせのある場合には、support@kaspersky.com までお問い合わせください。 お問い合わせに際しては、お問い合わせ内容の本質を可能な限り詳細に記述してください。弊社はお客様のお問い合わせをすみやかに調査いたします。 お客様による選択 お客様が本サービスへの参加に同意しない場合は、上記のデータは送信されません。当該データは、お客様のコンピューター上の、制限され保護された領域に保管されます。本ソフトウェアのアンインストール後は、このデータを復元できません。お客様が本サービスへの参加に同意した場合は、当該データは上記の目的でカスペルスキーに送信されます。 カスペルスキーは、法定要件およびカスペルスキーの該当する規定に従って、収集した情報を保護します。カスペルスキーは、個人を特定する情報が含まれない集計された統計データの一部として当該情報を使用します。この集計された統計データは、元の情報から自動的に作成され、個人情報や機密情報を含みません。受信した元の情報は蓄積された後消去されます(1 年に 1 回)。一般的な統計データは無期限で保管されます。 本サービスへの参加は任意です。いったんサービスへの参加または不参加を設定された後でも、本ソフトウェアの設定ウィンドウの KSN に関するセクションで、いつでも Kaspersky Security Network のサービスを有効または無効にできます。ただし、情報またはデータの送信を行わない場合は、このデータを処理することで成り立つ一部のサービスをお客様に提供できない可能性がある点をご了承ください。 また、お客様がこれまでに加入されていた弊社のサービスのご利用に影響を与える可能性がある変更点について、不定期にお客様へメッセージを配信することがあります。さらに、法的手続きの一環としてやむを得ない場合、または該当のライセンス契約、保証契約、購入契約に違反があった場合に、お客様へご連絡することがあります。 カスペルスキーがこうした権利を持つ理由は、法的な問題またはお客様にとって重要な問題に関してお客様へのご連絡が必要となるケースが想定されるためです。連絡不要の旨をお客様からいただいている場合には、こうした権利を新規または既存のサービスのマーケティング目的に使用することはありません。なお、この種のご連絡はまれにしか発生いたしません。 (C) 2015 AO Kaspersky Lab. 無断複写・転載を禁じます。